【コード変】テラスとバルコニーの違いとは何でしょうか。どちらも一戸建ての住宅やマンションなどの集合住宅に付属しており、屋外空間に出られる設備であるものの、そこには大きな違いがあります。この記事では、テラスとバルコニーの違いに加え、アートウッドの人工木である「Eee-Wood」のウッドデッキなどの施工事例も解説します。
(上記写真商品:無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)、BL(モダンブラック))
<この記事のポイント>
✔︎テラスとバルコニーの違いがわかる
✔︎人工木材Eee-Woodの特徴や注意点がわかる
《目次》
↓コード変
バルコニーは上階、テラスは1階に設置される
テラスもバルコニーも建物の付属設備であり、屋外空間としての開放感を味わえる場所ですが、テラスとバルコニーには明確な違いがあります。そのひとつが設置されるフロアの違いです。
テラスと呼べるのは1階の設備だけ
テラスは1階に設けられます。直接地面に触れることなく、開放感を満喫できる空間を実現する工作物です。英語の「terrace」という言葉には、高台や台地といった意味もありますが、一般的なテラスに見られる地面よりも高くせり出した様子は、小さめの高台と考えることもできます。テラスの高さは1階のフロア面に合わせていたり、それよりも低かったりと様々です。テラスは一戸建ての住宅だけでなく、専用庭が用意されたマンション1階の部屋に設けられるケースもあります。
1階にあってもテラスではないデッキ
1階に設置される屋外空間の設備と言えば、テラスだけでなくデッキも該当します。デッキをテラスの一形態だとする考え方もありますが、テラスが主に屋外領域と考えられているのに対し、デッキは室内の延長として考えられており、ほぼ1階のフロアの高さに合わせて設置されている点が異なると言えるでしょう。
(上記写真商品:無垢デッキ材 BL(モダンブラック)、幅広無垢柱材 BL(モダンブラック)、無垢ボード材 LB(ライトブラウン)、無垢35角 LB(ライトブラウン))
ただし、テラスとデッキは相反するものではなく、テラスデッキと呼んでテラスにデッキを付けることもできます。テラスもデッキも掃き出し窓に接して設置すれば、部屋から出てそのまま外出も可能な設備です。
(上記写真商品:無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)、無垢柱材 LB(ライトブラウン))
デッキの代表格とも言えるウッドデッキは木のぬくもりが感じられる反面、風雨に晒されることによる劣化が気になります。そこで役立つのがアートウッドの人工木である「Eee-Wood」です。経年劣化に強く安全に使えます。
(上記写真商品:無垢デッキ材 LB(ライトブラウン))
人工木材「Eee-Wood」とは、「木材・プラスチック再生複合材」であり、「合成木材」「再生木材」「樹脂木材」「WPC材」などと呼ばれています。主原料を「木粉」と「樹脂(プラスチック)」で作ることで、まるで天然木のような見た目と、自然なぬくもりと風合いの質感を持つ素材のことです。
アートウッドでは、実際に「Eee-Wood」をご体感いただける「無料サンプル請求」をご用意しております。初めて人工木材を扱う方にもお勧めのカタログになっておりますので、ぜひご利用ください。
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上階の設備であるバルコニーと地面の関係
1階に設置されるテラスに対し、バルコニーは上階に設けられます。2階以上であれば階数の違いは関係ありません。室外に出られる点はテラスと同じですが、上階の設備であるため、バルコニーに出てそのまま勝手口代わりに外出するといった使用は不可能です。
また、地面に接しているわけではなく、張り出し部分が浮いている状態になるので、設置できる広さにも限りがあります。ただし、階下の屋根上に設置されるルーフバルコニーは屋根部分が地面の役割を果たすため、広い面積をとることも可能です。
アートウッドの「Eee-Wood」は、屋根の上にも設置が可能です。屋根の上のスペースも広く有効活用できますし、耐久性や耐候性の高い人工木材は、紫外線や雨風にも強いため、屋上でも安心してご利用いただけます。(上記写真商品:中空デッキ材 LB(ライトブラウン)、無垢柱材 LB(ライトブラウン)、無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)、無垢ボード材 LB(ライトブラウン))
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テラスとバルコニーは用途の幅にも違いがある
テラスとバルコニーでは設置階が違うため、日常における用途の幅広さにも違いが生じます。
◆様々な活用方法があるテラス
敷地が許す限り広く設けることが可能なテラスなら、バーベキューパーティーを開いたり、立地によっては花火を楽しんだりすることも可能です。テーブルやチェアを並べて屋外リビングとして使うことができます。
また、屋外でも汚れにくく安全な子どもの遊び場としても活用できます。玄関が離れている場合、目の前の庭へ出たり、家庭菜園の作業場にしたりといった使い方も可能です。
テラスの材質はタイルやコンクリートなど多種多様で、テラスデッキのようにウッドデッキを使うこともあります。ウッドデッキを使うなら、耐久性のある人工木がおすすめです。
中でもアートウッドの「Eee-Wood」のように、ササクレやトゲが発生しにくい人工木材であれば、お子様やペットがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。さらに塗装などのお手入れも不要なため、本物の木材と比べてもメンテナンスにかかる費用を抑えられる可能性があります。まずは無料お見積りをご利用ください。
◆バルコニーの用途は限定的
外の空気を吸うことや洗濯物を干すことはテラスと同様にできるバルコニーですが、空中に張り出す形で面積に限りがあることから、大勢でゆったりと過ごす屋外リビングやイベントにはあまり向いていません。
とは言え、屋根の範囲内に限られるベランダよりは広くできるため、大人数でなければテラス的な活用も可能です。また、前述のルーフバルコニーならより広く設置でき、幅広く活用できます。
範囲が限られるベランダも「Eee-Wood」のデッキ材を使用すれば、肌なじみの良い温かみのあるベランダへと変身させることができます。裸足で歩いたり、椅子を置いたりして、自分だけのプライベート空間をお作りいただけます。ぜひお気軽にお問合せください!(上記写真商品:無垢35角材(Hナチュラル)、リブ付き無垢デッキ材(Hナチュラル))
テラスとバルコニーの共通点
テラスとバルコニーには設置階という決定的な違いがありますが、その一方で共通点もあります。
◆どちらも基本的に屋根がない
テラスもバルコニーも基本的に屋根がない設備を指すとされています。上階にあるバルコニーに屋根がついていれば、一般的にはベランダと呼ばれる設備です。同様に、1階にあるテラスであっても屋根があればベランダだと言うべきかもしれません。
とは言え、テラスにかかっているのが建物本体から続く屋根なのか、テラス用に後から付けた屋根なのかといった違いがあります。また、日本ではベランダと言えば上階にある設備だとのイメージが強いこともあり、ベランダとの区別をあまり細かく考える必要はないでしょう。
◆緊急時の避難経路
テラスとバルコニーには共通する重要な役割があります。緊急時の避難経路となる点です。玄関や他の開口部が使えないときに、1階であれば掃き出し窓からテラスに出て避難することが想定されます。バルコニーの場合、一戸建ての住宅であってもバルコニーで救出を待つなど脱出経路となり得ます。マンションであればバルコニーが共用部の避難経路となっていることが多いため、欠かせない存在です。
◆ルーフテラスとルーフバルコニーは同じもの
上階の設備ではあるものの、1階同様に"地面"があることからテラスの文字を使ったルーフテラスという呼び方がありますが、設備としてはルーフバルコニーと違いがありません。
敷地に余裕がない場合には、テラス感覚でルーフバルコニーを設けることにより開放感のある空間を確保できます。そこに「Eee-Wood」でウッドデッキを施工すれば、人工木ならではの耐久性と天然木のような美しさを加えることができるでしょう。「Eee-Wood」の実際の質感はサンプル請求でご確認いただけます。
アートウッドの施工事例を紹介
アートウッドでは耐久性に優れて安全性が高く、メンテナンスフリーで長い間にわたって美しく使える人工木の「Eee-Wood」を展開しています。様々な地域や立地でウッドデッキなどの構造物として活用されている商品です。ここでは、アートウッドの「Eee-Wood」を使った施工事例を紹介します。
◆熊本県の有限会社植田工務店様:公衆トイレ
◆高知県のドリームビルダー工房様施工:個人宅様
◆東京都の株式会社乃村工藝社様:結婚式場
◆東京都のN様邸
◆徳島県のS様邸
中庭・吹抜けのウッドデッキ施工例です。四方が囲まれており、青天井となっている中庭は屋外と屋内の性格を併せ持った場所と言えます。だからこそ、より耐久性の高いデッキ材の使用が重要です。壁や照明とマッチした色味をもつ「Eee-Wood」のHナチュラルカラーの部材を使用したウッドデッキは、自然な見た目と人工木の強さで暮らしに役立ちます。
たくさんの施工事例をご紹介いたしましたが、まだまだ他にも施工事例を掲載中です。施工業者様の事例はもちろん、ご自身でdiyされたウッドデッキの事例も多数ございます。お探しのエクステリアのタイプから検索できますので、ぜひチェックしてみてください!
テラスとバルコニーには違いもあれば共通点もあります。どちらにも言えることとして、使用する材料によって耐久性や安全性が変わる点に注意が必要です。ウッドデッキやフェンスにも多く使われているアートウッドの「Eee-Wood」なら、高耐久で人工木でありながら天然木に近い質感を持っています。材料選びにあたっては、ぜひアートウッドの商品を選択肢の1つとしてご検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
テラスやバルコニーにも人工木材を使用することで、安全性や耐久性が高くなります。またメンテナンスも簡単なため、小さなお子様がいるご家庭でも手間をかけずに安心・安全にウッドデッキを楽しむことができると思います!天気の良い日には「Eee-Wood」のウッドデッキで、楽しい時間を過ごしてみませんか?
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